2008年12月20日

日本のメインストリートは とてもつまらなくてどきどきしないけど

日本のメインストリートは
とてもつまらなくてどきどきしない。

といってしまうのは哀しいことであるので
どうにか今ある、いろいろ個性あるお店が
残ってほしいなと思って
この仕事をしている。

私の愛すべき破天荒な人たちは
あんな画一的にマネジメントされた
ショッピングセンターでお買い物を
したいはずがなかろう!と勝手に思っているから
どうにか今ある、いろいろ個性あるお店が
残ってほしいし、どんどん個性あるお店が
出てきてほしいと思ってこの仕事をしている。

ただ、この仕事は手垢のついた
商店街支援施策の延長にあるとされ、
多くの大人たちは私たちが一生懸命やっていると
哀れんだ笑みをするんだけど
私は素直に商店街は
その地域の人の文化や生活様式を
照らす見本市のような大切な存在
だと信じている。だから勝手に彼らが
自分たちで補助を出さざるを得ないように
制度を長年つくってきたから、
そういう手垢についてみたくもないとかいって
その自分たちの仕事のものさしで
人々の多様な生き様に変な
レッテルを貼らないでほしいのだ。

これは若さゆえの反骨ではないと思う。

はい、話を戻して、
大抵、路地のほうが家賃が安いからいろんな人が
新たにお店をもてたりして、面白いに決まっているんだけど
でも路地の面白さを引き出したり、
やっぱりブランドを持っているのは
従来からのメインストリートだと思う。

そして特にメインストリートの角地に
あるお店はとっても重要なんだ。
だって、路地のお店を発見したとき、
メインストリートの角地のお店の
名前を覚えていないと、次にまた来られない。

私はどのまちにいくのでも、
そのメインストリートの角地のお店が
どうか大切に残りますようにと祈っている。

私が日曜日、銀座のオーバカナル(泰明小学校前)で
brunchをしにいくのが好きだったのは
「銀座5丁目の東芝ビル1階旭屋書店が
角にある幸せ」とセットだったからだ。
なのに旭屋書店は今年4月ごろ急に閉店してしまった。
私は旭屋書店の本の置き方が大好きだったのに
本当にショックだった。
というわけで、私の日曜日のbrunch後の本屋さんという
日常は消えてしまったわけである。

もう大ショック。がびょりんこである。

私はなぜ神楽坂にいくかって
神楽坂商店街の老舗和菓子屋さんの梅花亭を曲がると
とても素敵な喫茶店があるのだけど、
その一角が大好きだからあの界隈にいっている。

たぶん私はその和菓子屋さんがなくなったら
喫茶店への足が遠のいちゃうと思う。

神楽坂が路地の街なんて
そりゃそうだけど、いわゆる神楽坂の
メインストリートは本当に
チェーン店だらけになってしまって、
結構、近くに引っ越してきて
それが改めてわかるとショックだった。

でも私はあのメインストリートの角地と
その角を曲がったところにある
路地のカフェが大好きだから
この街を大切に思っている。

そんなわけで、私はメインストリートの
路地への曲がり角の風景を
とても愛してやまないのだ。

路地へ曲がる角地は出会いとお別れの匂いがする。
posted by にしもとちひろ at 12:39| Comment(1) | TrackBack(0) | これが私たちの住むまち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。

私の住んでいる浦安の豆腐屋さん、先月つぶれてしましました。

古臭く、味のある良いお店でした。

チェーン店には無い魅力、素晴らしいですね。

あと、人の繋がりと出会いは奇跡ですね。

人が幸せに住むには何が必要か、日々勉強中です。





Posted by MAX at 2008年12月21日 02:08
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