2008年12月30日

辻子と路地の小宇宙

NHKを見ていたら
ものすごくいい番組をやっていた。

『丸竹夷(えびす)にない小路
〜京都の最深部・辻子と路地の小宇宙』

途中からみたので
よくわかっていないのだけれど、
窓ガラスも割れてるし、壁もボロボロの長屋
(大正時代)を持っていた大家さんが
「ものづくりしている若い方に貸したい」といって
店子を募集したら、何十件も応募があって
大家さんの奥様が面接をされて、6件か選んだ。

10-13-07_1720.jpg

で、たとえば
かばんやさん、喫茶店、三味線ひき、
帽子屋さん、木工家具職人さんとか
たくさん出てきた。


  ◆Rim(りむ)・・・押野敬子の革工房。 
  (土・日 pm1:00〜pm6:00)

  ◆日曜日のパン屋さん・・・ヴィンセントさんの手作りパン。
  (日曜 am10:00〜pm7:00 ※売切れ次第終了)

  ◆月明かり・・・照明作家・村上菜也子さんの、
   照明器具と喫茶室。
  (土・日 am11:30〜pm7:00 (L.O 6:30))


  ◆伝統工芸作品のお店・・・
  三味線職人・野中智史くんの伝統工芸品を扱うお店。
   (第1土・日 am11:00〜pm6:00)


  ◆織家まりきこ・・・
  綴れ織職人・まりさんとまきこさんの、
  綴れ織作品を展示販売。
   (第1・3土曜 am11:00〜pm6:00) 

  ◆だるま商店・・・
  島直也くん、安西智くんによるデザインユニット。
  (訪問不可)

宮川町というところで、
大家さんのお名前をとって、「あじき」路地と
みんなで名づけたようだ。

rim.JPG

みんな面白いことに
大家さんが
長女、長男、次男、次女、三男とか名づけていて
奥さんつれてきたり、子どもできたりとか
大きな大きな家族みたいになっている。

今、この方たちは何期生かわからないのだけど
一期生(はじめから2004年)がず〜〜〜〜っと
居続けるわけではないみたいだ。

たとえば帽子屋さんが一期にはあったみたいだけど
もう成長して出ていって、
他でご商売を成功されているみたい。

Rimというかばんやさんも人気でもう予約まちで
買えるのは2年後!?とかみたい。

みんな2004年からはじめたなら、5年経たないうちに
職人さんとして生計がたてられるようになっている。

新しい界隈が生まれる。

職人さんが長屋に集まってきて、自然と
インキュベートされていって、
育っていって、出て行って、また他の界隈に移って
店をつくって、新しい界隈を
生み出しているのかもしれない。

こういう、まちづくりとか
商店街活性化とかいわないところに
真髄がある。

辻子と路地の小宇宙。


posted by にしもとちひろ at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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