2010年01月07日

社会起業家のしごと

バザーリアのことを調べていたら
米国のホームレス問題解決の
最大のNPO創設、
CEOのロザンヌ・ハガティを思い出した。

ロザンヌは旧来型のいわゆる「ホームレス収容施設」
(一時的なシェルターであり、
ホームレス収容施設を出た後は
路上⇔精神病院⇔ホームレス収容施設など、
繰り返してしまうだけで
日常復帰はとても厳しい)モデルではなく、
・快適な住居「サポーティブハウス」
・職業訓練
・メンタルケア、
かかりつけ医をつくってあげる
といったモデルをつくって、
現在全米に2900室を持っている。
(去年11月のヒアリングでは
+800室をすでに計画とのこと)

私はこのようなモデルのイノベーションポイントは
精神病にかかってしまった人や、
ホームレスになってしまった人を
社会隔離して、物理的に閉じた中に
押し込んでしまうのではなく、
ゆっくり時間をかけて、帰る家と
働くところと安心できるお医者さんと
お友達と信頼できる人たちといったものを
日常生活のリズムの中に、暮らしの中に
いれてあげることを
「仕組み」モデル化したことだと思う。

かつ、それは他の政府がやる
仕組みより圧倒的に安いんだ!

バザーリアにもロザンヌにもやっぱりその手法というか
社会的包摂のモデル。

ロザンヌもバザーリアも
社会問題解決がんばってますよ〜
という既得権益業界団体と政府に対し、
「私たちのモデルはこのような成果が
あがります。あなたは間違った買い物をしてるので
こちらにスイッチすべきです。」と
営業をし、ありとあらゆる手段を
使ってそれを実現させている。

難業である。
それも血が出るような。

スイッチを押し間違えたり、モデルや脇が甘かったりすれば
いつでも振り出しに戻ることができる。
posted by にしもとちひろ at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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