2010年02月01日

本当に大好きなものを大好きだといえる人たちって 言い訳もしないし、強いし、まっすぐだし、謙虚だし、すごいなって思う

お店をつくるっていう話。

一昨年あたりからなのだが、
特に去年より、
お店をつくった方や継承した方に
たくさん会える機会を頂くようになって、
各地の素敵なお店を回っている。

店主の圧倒的な個性や感性には
本当に感動することがあるし、わくわくする。
本当に大好きなものを大好きだといえる人たちって
言い訳もしないし、強いし、まっすぐだし、謙虚だし、
すごいなって思う。

これまで私たちは
本来の本業の商店主として
お会いすることはほぼ皆無で、
商店街理事長という肩書き
と仕事をすることが多かったので、
店主として話せる自然さ、
その店主の感性の延長として
まちづくりの話をきけるのは
とてもリアルで楽しい。

やっぱり商店街活性化の話は
商店主が組織を背負い、
私益にも共益にも何も還元されない
「妙なパブリック性」を帯びた事業を
して、失敗体験が積み重なると
もう「あいつのせいだ」
「どうせうまくいかない」みたいな
地域のひとつの小さなガバナンスに
負け癖みたいな匂いがついてしまう。

これがまた厄介なんだ。。
なかなか取れない。

一方で、こんな風に
店主として、起業家や
事業承継者としての
こだわりの話を聞くのは
本当におもしろい。

なにせ、
店主は店舗という空間を持っている。

これがまたおもしろいのである。

店舗という、空間っていうのは、
本当にすべてその人の身体の延長というか
空間だけじゃなく、
商店主の身なりも手振りも話しぶりも
陳列も商品自体の選定からも
生き様みたいなのがみえる。

私たちの暮らす街中に
ふと「店舗」という質量、形、
大きさを持って現れるという不思議は
いつ見てもとても楽しいものだ。

私たちは「消費者」という看板を掲げて、
住宅の軒先とも違う、
街路とも違う
空間に勝手にお邪魔できるのだ。

パン屋、花屋、八百屋、器屋、多国籍料理店、
ギャラリー、カフェ、アウトドア専門店、
ワイン専門店、居酒屋、乾物屋、甘味処。

一個一個経営の話をきくと、自分も
空間設計とか、場の設計がしたいなって
自然と思ってしまうから不思議だ。

補助金入れて作った店って
どうよ?補助金で個店支援される店ってどうよ?
っていう疑問がずっと心の中にあって、
その答えをなんとなくしっかりみつけたいという
心もあった。

地域コミュニティの担い手としての
商店街を目指して、とかいう
新法もできてしまったことから、
よりいっそう
私益、共益、公益が非常に
あいまいになった商店街施策の
ひとつの答えを出したいなという心もあった。

どんな風に既存の組織(商店街や町会)や
人とお付き合いしているのか、
一店舗だけじゃ、
ちょっと商売あかんな〜っていう場合、
趣味やテイストのあうお店の誘致、
つまりはクラスター構築にあたって、
どんな工夫をしているのか、
ぶっちゃけ食べていけているのか、
過去の自分に言ってあげたい反省点はあるか
など・・・伺いおわると、思わず唸ってしまって
なんかファンになってしまう個店。

ちょっと真面目にたのしくこんな取り組みに
今年は取り組んでみたい。




posted by にしもとちひろ at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | まちの風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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