2011年02月19日

縮退社会におけるまちづくりを考える −事例からの検証−

きょう、お腹が痛くて戻ってきてしまって、
ギャザリングにいけなかった。
どぅしよう。途中で、うちのチーム誰も行けてないんじゃ。
と想ったけど、M君が行っていることに気づいて
ほっと甘えて戻ってきてしまった。(ほんとうにいつもごめんなさい。)

明日、宇大でこんなイベントがありますって、わたしは
全国のまちづくりの事例から縮退社会への取り組みについて報告・・・

はは〜ん。先日、Y君が言ってた、縮退社会ってのはこれかあ〜。

>従来のような成長モデルではない、新しいまちづくりの方法論

どうしようかしら。

ここで岡倉天心先生とかが一緒に来てくれたらどんなに心強いか。
天心先生だったらなんておっしゃるかなあ。

うーん。

以下、天心な妄想。

***********************************

まちづくりに対するこれほど盛んな表面の熱狂は
真実の感情に根ざしていないので、これまで浮ついたものでありました。

たとえば、いまひとつの一般に犯しているまちがいは、
まちづくりを一種の考古学とみなし、年代が古いからだけという理由で
浅き歴史的共感を、今われわれの審美的判断を一切犠牲にする形で
広め、一斉に賛美するところにあります。とくに歴史的観光まちづくりの
浅薄さは悲しいまでのていであります。

このように各々が日常の真実の感情に
根ざすことなく、世間一般がよい?ような
事例を無条件によいと見做し、喝采することは実に恥ずかしいことであります。

縮退社会とは、人口減少の時代への突入、
低経済成長社会のことをさしておられるのだとしたら、
今一度、成長とか、新しいとは何かとか、の議論にはじめて、至るときでしょう。

皆様がたにとりまして、蓬莱山はいずこにございましょう。

大変に世の中が混乱中であるご様子ですが、そんな時こそ
おもしろい議論やのぞまれましょう。いやはや、たのしみです。
無意識に多数の趣味や憧れへの迎合は、そろそろお飽きでしょうから
なおさらです。

また、さらにもうひとつ申し上げるとするならば、
たとえば、みなさま、まちづくりやの方々が問題であるとされる、
とくにそうですね、今後の縮退社会では一層取り上げられてまいります
「空家」問題ですが、われわれの世界でいえば、それはVACANCYの
意味の「あきや」ではなく、「すきや」でございまして、
文字であてるのであれば、「好き家」や「数寄家」となる
こともございます。

いずれにいたしましても、空いているから即座に困った、
社会問題だとかいうことには
なりませんで、どなたか個人の芸術的要求にかなうように創造されし建物ですので、
当座の審美的必要を満たすがために置くもの以外はおきませんで、
ひたすらに不完全である、未完である、ありつづけておくことに
想像力のはたらきを重んじようという心でございます。

また、万物を包摂するという道教の説?を伝えるものであるほかは、
絶えず装飾上の主題の変化が重要であるという教えを
有するものであります。

まあ、このように一例をとりましても、われわれの心に真に
訴えてくるものをゆっくりと探しましょう。
われわれのこころに訴えかけるものは、手練よりは魂であり、
技術よりは人間であり、その呼びかけが人間的であればあるほど
われわれの反応は、深い傑作として、つまりは生きた現実に屹立するでしょう。

その偉大な傑作、現実性を前にしたとき、
はじめて、われわれはともに世代を超えて
共に想いに耽ることができるのでは。

それならば、先の歴史的共感と呼べましょうか。

一服のお茶を、ひとつのため息を、
午後の竹林に注ぐ陽光を、刹那なはかなき夢を
真に味わうことができようと、そんな思いでおります。

では皆様、ご清聴ありがとうございました。

                     岡倉天心

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ああ、長い妄想から帰還でありますが、
でも私は明日単身でお伺いするのでありました。

なんか、一般に重要だとされる
「どこか、今、視察にいける事例」を
語れる予感はあまりしませんが、
が、がんばります。

M君の活動場、故郷でのハイパー重要な会なのに、
すごいお世話になっている陣内先生の会なのに、
ほんとにどないしよ〜〜〜ってかんじですが
いまさら焦ったってなんにもなりませんで、
いつもの等身大でいくしかありません。

では、みなさま、あしたはゆめうつのみやで。


  「縮退社会におけるまちづくりを考える −事例からの検証−」

▼趣旨 
 我が国は人口減少、超高齢社会、
少子化という未曾有の社会的転換点にあり、
正に「縮退社会」を迎えつつあります。

栃木県は既に人口減少に転じ、
また、宇キ宮市も近い将来減少に転ずることが
予測されています。

そのような中、従来のような成長モデルではない、
新しいまちづくりの方法論が必要になっています。

 本公開講座では、4つの報告を参考に、
縮退社会におけるまちづくりのあり方や
方向性を考察することを目的とします。

■日時

2011年2月20日(日)  13:30〜16:30

■会場

 放送大学栃木学習センター(国立大学法人宇キ宮大学構内)
■パネラー
・西本千尋さん(潟Wャパンエリアマネジメント代表取締役 東京在住)
  全国のまちづくりの事例から縮退社会への取り組みについて報告
・阿久津新平さん(宇キ宮在住)
  都心居住の可能性と課題に関する報告
・加藤能久さん(宇キ宮在住)   
  市民主体による宇都宮市中心市街地でのまちづくりビジョン立案の報告
・岩井俊宗さん(NPO法人とちぎユーサポーターズネットワーク共同代表 宇キ宮在住)
  日光市三依地区での限界集落活性化プロジェクトの報告


posted by にしもとちひろ at 18:53| まちづくりについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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