2007年11月12日

「潤い豊かな緑溢れる個性あるまちづくり」ができたぞ!てな病とその闘い

部屋が狭い。
ものを増やせば増やすだけ、
選択肢がどんどん無くなっていくような気がする。
私らしさが消えて、消えて、
自分の部屋じゃない気がする。
人に自慢もできない。冷笑的な小部屋さ。
窓がないから、ヒカリが入ってこない。
私は天井近くを見上げて、
いつもみどりとさっしぃの
鼓動を聴きたいと欲する。
時に逆にもうさらに閉じたい気分にもなる。
生を帯びた風が吹いてこない。
生を乗せた風が起こせない。
死を待つかのように、ブゥゥンブゥゥンと
扇風機が回っているよ。なぜかって?
こんな11月になっても部屋が夏みたいに暑いのさ。

なんだこの現象は。

全く今の日本国のまちづくりと
そっくりではないですか。

他の地域のことは一応知っておきたいけど、
でもよそ様はよそ様ですから。

適当に思いついたように一応補助金だせる根拠法つくって
エイヤって撒いて、なんか適当にはやってるらしい
ものを増やしたり、減らしたりして、地域らしさの演出さ。
「潤い豊かな緑溢れる個性あるまちづくり」ができたぞ!
「お掃除と防犯とかやっとけばいいんじゃないですか?」
「あとはエコね、エコ。」
ウソツキメ。でもこうやって、
なんか動いた気分になって、そうさ、それでみんな
お仕事したきになってるだけで、何も変わっていないのさ。

補助金出し先は、人さまには公開できないいろんな理由で
こんな風に決まりました。なんとか無事、議会も通過です。
おめでとうございます。
んで、一応やりました。何をやったんですか?
私は公共ですから、合意形成はばっちりです。
民意ですか?住民参加ですか?
アンケートでもとっておきましょう。
目立つ人が出てきました、プレスに載りました!
おめでとうございます、成功事例です。
やぁやぁ、すばらしい成功事例です。

何が成功ですか?つっこむのはタブーさ。
みんなの「偽仕事」がなくなります。
私、西本も同様です。

この日本国のまちづくりの縮図たる部屋に住んでいる己が
そんなまちづくりを変えられるわけがないだろう。

ふふふ、死を待つように、
こんな冬に扇風機が回ってるよ。

日本国中でブゥオンブゥオン回ってるよ。

子どもたちは気づいていないよ。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんが
こんな風に適当に生きて、適当に死んでいったなんてね。

ふふふ、死を待つように、
こんな冬に扇風機が回ってるよ。

日本国中でブゥオンブゥオン回ってるよ。

保身なわが身よ、あの羽の中に
自ら欲して巻き込まれ、砕かれてしまえ。

利害関係者が多く面倒くさいですね。
利害関係者が多く面倒くさいですね。
利害関係者が多く面倒くさいですね。
利害関係者が多く面倒くさいですね。

イベントの集客とか都合のいいときだけ、
彼らをお客様扱いし、彼らは欲して
お客様扱いされていく。

保身なわが身よ、自ら欲して
利害関係者となれ、そして
いつかみんなであの羽をつくるのである。

ふふふ、生を彩るように
こんな冬に扇風機が回ってるよ。

日本国中でブゥオンブゥオン回ってるよ。

窓のない西本の部屋で暑苦しく回ってるよ。
ブゥオンブゥオンブゥオンブゥオンとね。

取り急ぎ、みどりにでもこの風をば
見せられるように。
posted by にしもとちひろ at 00:04| Comment(6) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

仕事を奪う社長個人ブログ

「お前、また、それ、ブログに書くなよ。」

さて、全力でこのブログをつづることで、
全力で仕事が去っていっているのでしょうか。

「頼むから、書かないでください。」

村瀬君は必死に懇願するのでありました。

「だめだからね!」

「それはだめだよ、書いちゃ、ちひろ。」

「まだ、だめだ。もうちょっとたったら
出そう!」

「西本君、一体何のために書いてるの?
仕事なくなるよ?」

は?このブログで仕事が無くなったら
それは私の本望ですよ!

会社も、器も、胸も小さい私は
そんなことをいえる奴ではありません。

でも、私は一応それについて悩んだふりして
あんまり実は悩んでいませんでした。

書くことは生きることであります。

仕事を奪う社長ブログをいつまでも
綴ってご迷惑をおかけしてしまっている
みなさま、本当に申し訳ございません。

皆さんが願う
パラダイムシフトまであと**日の看板に
泥を塗るようなことは決して致しません。

許していただけないと思いますが
いつか許していただけるよう頑張りますので
このブログ廃止命令だけはどうか
どうかお許しください。

ちひろ




posted by にしもとちひろ at 21:23| Comment(3) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

「社会を変える」を仕事にする 〜社会起業家という生き方〜(駒崎弘樹著)ついに発売されました

駒崎弘樹、フローレンスの本が
ついに発売されました。

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方駒崎弘樹

英治出版 2007-11-06
売り上げランキング : 1222


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



にゃにゃんと、私もちょぴっこ出して
もらっています。

コマちゃんは文が上手。
本当はもっとポエマーなんだけど、
今回は文学少年のコマちゃんではなく、
経営者という視点からの、フローレンス起業本で
ギャグな中に、ところどころ熱き魂が
ちりばめられていて読んでいて
心が優しく、あたたかくなる本です。

是非読んでいただけたら幸いです。


。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。

  「社会を変える」を仕事にする
           〜社会起業家という生き方〜
http://amazon.jp/dp/486276018X
     NPO法人フローレンス  駒崎弘樹著
      11月6日より全国書店にて発売!!

。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。★。+°☆°+。

 2007年、Newsweek日本版で「社会起業家100人」に
選出され、日本を代表する若き社会起業家として
活躍するNPO法人フローレンス代表、駒崎弘樹氏が
本を出版することになりました。

○ 「社会を変える」ことを仕事を通じて行いたいと考える方
○ 社会に対して少しでも怒りや欺瞞を感じたことのある方
○ 働くことの意味を考えたことのある方
○ 仕事と育児の両立の難しさを感じたことのある方
  必読の書です!!

 駒崎氏は、大学生時代にはITベンチャー社長として活躍し、
その後、ベビーシッターをする母親から聞かされた話に
社会への疑問を感じ、子育てと仕事の両立可能な社会の
実現に向けて、NPO法人フローレンスを設立。
社会起業家として病児保育問題に取り組み始めました。

 社会起業家とは、ビジネスの手法によって社会問題を
解決する人のことです。従来の社会貢献のイメージは、
ボランティアという言葉で、無料で奉仕する活動
として思われがちです。

 しかし、社会起業家は社会をよりよくすることを働き方
として選択しており、継続的に活動することができます。
継続的な活動によって、社会問題の根本的な解決を
可能にできるのです。すなわち、社会起業家とは
「社会を変える」を仕事にした人たちなのです。

 『「社会を変える」を仕事にする 』は、駒崎氏が
自身の今までの活動を物語調で紹介。そこには、
社会起業家になるためのエッセンス、働くことの
本当の意味が凝縮されています。

 この本を読み、そして共に社会を変える一歩を、
踏み出しましょう。


+-------巻末協力社会起業家 ----------------+
日本を代表する社会起業家たちもフィーチャーされています!

□NPO法人 Komposition             寺井元一
□NPO法人 かものはしプロジェクト  村田早耶香・青木健太
                        本木慶介
□(株)音別                 本城愼之介
□(株)ピースマインド             荻原国啓
□NPO法人 ファザーリング・ジャパン       安藤哲也
□NPO法人 CANVAS               石戸奈々子
□NPO法人 NPOカタリバ             今村久美
□(株)ジャパンエリアマネジメント       西本千尋
□NPOコトバノアトリエ               山本繁
□NPO法人 ケアセンター・やわらき        石川治江

+--------------------- 書籍情報 ---------------------+
  「社会を変える」を仕事にする  駒崎弘樹 著
単行本(ソフトカバー)256ページ  英治出版社 1,470円
http://amazon.jp/dp/486276018X
+----------------------------------------------------+
posted by にしもとちひろ at 01:55| Comment(4) | TrackBack(1) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

プラットフォームな日常1

「ちひろちゃん、腰はどう?」
「あ〜〜〜まだ脱がせたらコルセット系ですね。」
「まじで?イロケネー」
「でしょぉ〜〜〜まじで大変ちゃんですよ。」

本当にそのとおりで、
そう、まだ腰が治らず
こも巻き状態!な日々であります。

images.jpg

さて、そんなことより
弊社の後ろにオフィスを構えられていた片桐さんが
オフィス移転をされるとのこと。

げ!
まさか、西本がうるさいからじゃないでしょうか。
村瀬は絶対うるさくしたりしていないので、理由あらば
完全に西本です。どうしましょう。涙
哀しくなる。

いまさら謝っても仕方がないようなのです。

「例のあの、多摩ニュータウンの仕事で
オフィスをそっちに移転してくれないかと急に
話があり・・・」
片桐さん、笑み。

そ、んなぁ・・・・

片桐さんはそう、私が靭帯を切ったときも、
そう今回のぎっくり腰になったときも
すばやく治療の手配をしてくださり
私を助けてくれました。
命の恩人であります。

そして私にまちづくりの情報をたくさん下さり
いつもご指導くださりました。

たくさんの素敵な方々をご紹介くださりました。

心から感謝しております。
本当にどうもありがとうございました。

たくさんうるさくして、何度お詫びをゆってよいか
わかりません。
いくら私が狭い共有オフィス空間内で
我も忘れて、切れて大声で叫んでいても
別に文句ひとつ言わず、
「西本さん、お疲れ様です。」とか
「大丈夫ですか?」と
声をかけてくださいました。

もしかしたら片桐さんは誰より、私たちの
起業人生の様子をご存知かもしれません。

片桐さんの優しさと仕事ぶり。
未熟な私はいつか学べるよう、あの部屋で
すごした日々を忘れず頑張ります。

コンパスの事務局はまだ残してくださるとのこと。
http://www.compus.ne.jp/

ちょっとぉ、さてまた片桐さん、藻谷さんに
またさらなるご迷惑をおかけしつつつ
新会員として頑張っちゃおうかな、なんて。


これからもよろしくお願いします。

追伸
私はそれにしても、プラットフォームのカフェに夜いくと
藤倉社長が焼酎飲んで超笑ってたりして、あの空間が
大好きなのです。だって、なんか仕事やめて〜〜って
気晴らしに新聞読みに
ぷらぷらしてるとなんかどこからか
社長の笑い声が流れてきて、
あ、社長居るんだってわかって、
カフェにひきこまれて一杯のんでしまう。
昨日、社長の笑い声に誘われて
いったら片桐さんが
横にいらして感激ぽんでした。
素敵な時間をどうもありがとう。
posted by にしもとちひろ at 02:08| Comment(2) | TrackBack(1) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

フローレンス(駒崎弘樹)が本を出します!

ついに念願の
NPO法人フローレンスの物語
『「社会を変える」を仕事にする』駒崎弘樹 (著)
価格:¥ 1,470 (税込)
がもうすぐ発売(11月6日)となります。

どうかこのマヌケなブログを
読んでくださっている皆さん、
是非ご購入(ご予約)ください!

いつもネクラな私を異常に優しく支えてくれるおねえちゃん
いつもネクラな私を異常に厳しく叱ってくれるおにいちゃん
いつもお世話になりすぎている商店街のみなさま
いつもお世話になりすぎているまちづくり会社の皆様
いつもごめんなさい(><)行政の皆様
いつもごめんなさい(><)商工会議所の皆様
いつもありがとうなみなさま


今、コマちゃんのブログを拝読したところ


なんと

>予約の数によって出版冊数が決まってしまう、
>というなかなか
>シビアな現実もございまして(涙)、
>早めにご予約頂けましたら
>幸いです。

とあったのでした。

なんだそりゃぁ!

なので、皆さんもしアマゾンにて
予約していただけたらとても嬉しいです。

*************************
こちらをクリック
(アマゾンの予約はこちら)

*************************

この本は
何気にインターン生だった私のことも
ちょっぴし触れていてくれたり、
ちょっぴし会社のことももしかしたら
書いてくれているのかも、うふふ。

でも、、、
よく書いてもらえていない気もしますが、
まぁ、そのときはそのときね。

でもこの本をどうか皆さん、おうちに一冊、
会社に一冊、近所のおばちゃんに一冊、
恋人に一冊、後輩に一冊、友人に一冊、
NPOとの連携ってなぞだよなとおもっている方も一冊、
NPOとかキモイしとかおもってそうな方にも一冊、
パパ、社会って何?ってわからん愛娘にも一冊、
ニートなBOYにも一冊、長年まともに青臭い
夢なんて語らなかったおとんにも一冊・・・・

コマちゃんは文章が超上手だから
読み物としても面白いことは間違いないのです。

そして、熱くて、力強くて、ビジョナリーなことも
間違いないです。

私、保障します。

同じ夢みてきた同志として。

是非ご予約ください。
お願いします^−^

にしもと ちひろ

「社会を変える」を仕事にする
「社会を変える」を仕事にする駒崎弘樹

英治出版 2007-11-06
売り上げランキング : 24795


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by にしもとちひろ at 22:19| Comment(5) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

「オールニートニッポン」が本になりました

靭帯が切れて
携帯が壊れて
とんでもない8月が終わった後の
9月をどう過ごすかが今年もわずか3ヶ月と
なった中、すごく大事なのだ。

そういう心構えで挑む9月である。

しかしながらしょっぱなから
ある朝、ワンデーのコンタクト箱がもう空っぽだったこと
預金残高が急降下していることと
もうコンタクトレンズのカーブから見える8月の世界に
ときめきを感じなくなってしまっていたこと

から、西本はめがね生活になったのであった。

髪が長くてコンタクト生活だった1年半前の
私を多少覚えている友人が
別人ぶりにドン引きしていた。

「んか、絶対それはナンパされないね。
てか、売れない漫画家みたいだね、ときわ荘に居そうな。」

あら、そう。
本当にズケズケ失礼なお方が多いなり。ときわ荘は
可能性の宝庫なんだ。そんなまちづくりで貴重すぎる
「憧れ」を嘲って、ひどいもんだよ。

でも、しげる君のところに居れてもらおうかな。
私はしげる君がスキなのであった。
なんかあのどくどくな、そう独特な、独特すぎる感じ。

コトバノアトリエ (代表 山本繁)
トキワ荘プロジェクト
http://tokiwasou.dreamblog.jp/

えっと、しげる君はそのほかにも

オールニートニッポン
(インターネットラヂオ番組)てのを
やっていて、それがつい、こないだ
なんと本(新書)になったのだ。

アキバの本屋で立ち読みをしていたら
下に平積みされていたのがしげるくんの本だった。

すっすごい!みんな買ってね!

雨宮処凛の「オールニートニッポン」 (祥伝社新書 86)
雨宮処凛の「オールニートニッポン」 (祥伝社新書 86)雨宮 処凛

祥伝社 2007-08
売り上げランキング : 2648

おすすめ平均 star
star現代日本における社会問題最前「戦」

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


posted by にしもとちひろ at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

がんばる商店街77選全部知ってますみたいな病

私の部屋は狭い。
本と服とPCとプリンタ(新しく登場)とベッドしかない
この部屋で、足を怪我してから、外に出るのを極力避け、
ベッドの上でいろんなものを
愛し、憎みながら生活している。〈別に変な意味じゃない〉

私はこうしてすごしていたら、
数日で、もうこの仕事は嫌だと思うようになった。

なぜならこの部屋はイマジネーションが沸かない。
想像力が沸かない、これは一大事である。
夢がもてない。エイヤーとあるべき希望がかけない。
これは一大事である。

眼前には不愉快な浅はかな
まちづくり本が並んでいる。
だからか。
お、がんばる商店街77選・・・・!

「この商店街は
『がんばる商店街77選』にも選ばれた・・・」
とかいうコメントを聞くと
前は吐き気がしていたが、最近は麻痺して
別にどうでもいいやと開き直っていた。

でも、こういう狭い部屋でこういう類のものを
視界に入れておくと、かなり精神衛生上悪いこと判明。

こういう類の仕事はまちづくり現場の
現実をできるだけ見て、
しっかりと、その力強さを肌感覚で
感じたり、やっぱり地域の生活文化はすばらしいと
心底感動したり、その反面、じとっと変えられない
かのように見える人間関係、眼前の課題の深さを想像したり
といったことが大事なのはいうまでもないが、
その現場主義が活きるのは、
ある種、現場主義とは一線を画したところで
しっかりした軸と、エイヤーいくべき道はこっちだ!
っていう方向づけが
直感的に、かつ、論理的にできる力が必要で
それなくしては、現場に寄り添うけど
「死すべし役立たない補助金泥棒コンサル」である。
現場主義とは、無駄に現場を歩いてメモして
MLにいろんな情報をなんの視座なく垂れ流すこと
ではないのだ。助成金情報を「こんなにとりやすいですよ!」
と流して喜んでいる場合じゃない。情けないこの国よ。
おまえはんの魂はどこにいったのか。

根底に流るるしっかりとした軸、あるべき姿
それを裏付ける論理らしきものがないのに、
ただがんばる商店街77選全部知ってますみたいな
アホな野郎になってはいけないのである。

私はこの仕事をしだして、
いつも、もしかしたら、私はその死すべしの類に
なってしまうのではないか、
またもうそうなのではないかという
強迫観念とともに暮らしている。

地震があったら、私は眼前にある
本にあたって死ぬのだろう。
でも死んでも死にきれないクダラナイ本に
あたって死なないように配置換えをしよう。

がんばる商店街77選を下のほうにおいやる。

奥のほうから、
原田英生先生の本を発見。
先生、お元気ですか。
先生に今度お会いする日までに
必ず成長できるように頑張ります。
ほんとうに。

がんばる商店街77選全部知ってますみたいな
亡国に導きながら、自分だけ
生き続けるコンサルにならないように
しっかり目を開けて、頭を垂れず前を見て
生きたいと思います。

「がんばってる商店街ってどこ?」
がんばる商店街77選を持って、いろんな方が
やってきてくださる。

「がんばるって何?
お姉ちゃん、僕がんばったら、その先に何があるの?」
そういう、10年前のうちの弟みたいな
愛しい愛しい生物に私はもう一度、この国で会いたい。
この分野で。
posted by にしもとちひろ at 13:47| Comment(1) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

ソーシャルベンチャー 実践型インターンシップイベントのお知らせ

実践型インターンシップを手がけるETIC.が
社会起業家養成のために以下のイベントを
7月28日をやられます。

きっと楽しいのでぜひお越しくださいな。
続きを読む
posted by にしもとちひろ at 14:19| Comment(1) | TrackBack(2) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

宇井純先生「君よ歩いて考えろ」

人生には 自然を破壊したり
人びとを苦しめたりしないで済む
そういう選択をする機会が必ずある
もし人が 生涯にたった一つでいい
本当に良かれと思う選択をしてくれたなら
この社会はきっと変わるはずだ

宇井純の告別式で
紀子夫人が紹介した宇井先生の言葉である。

http://www14.plala.or.jp/wappa/uijyun/sub01/03/sub032.html

宇井純を偲ぶ会@安田講堂
(6月23日開催)は
すばらしかったなと急に思い出した。
うまれて初めて、ふいに涙が出た
シンポジウムだった。

http://www.einap.org/jec/hot/070420002/index.htm

『君よ歩いて考えろ−ぼくの学問ができるまで−』
宇井純著 ポプラ社 はどこを見ても売り切れ。
どなたか売ってらっしゃるところを見たら
ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

そしてどうか皆さんも宇井純の本を見かけた際には
ぜひお手にとってください。
posted by にしもとちひろ at 00:23| Comment(3) | TrackBack(2) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

【告知】第3回ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング、今年も開催

みなさま
こんにちは、西本です。

さて、今年もNPO法人SIJ主催の
ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング開催の
お知らせです。

今年は
9月8日〜9日(土日)
場所は六本木ヒルズにて
開催されます。

日本全国から
民、官問わず、いろんな社会事業を仕掛けている人が
集結します。

あと、今回はイギリスから
The Big Issueの創設者 John Bird氏
が来日され、お話されます。(基調講演)

ビッグイシューに関してはこのブログでも
お伝えしておりますが、1991年にイギリスで
創刊されました雑誌のことです。

この雑誌はプロのジャーナリストによって編集され、
ホームレスの方が販売するという仕組みで、
ホームレスを施設=箱の中で自立支援を
というのではなく、彼らに街場での職を与え、
人々とのコミュニケーションを通して
自立を図っていこうというソーシャルプロジェクトです。

現在、同モデルは
世界28カ国にまで展開され、
2006年に26カ国目として、日本でも創刊されています。
   
イギリスのビッグイシュー創刊者は
ゴードン・ロディックとジョン・バードの2名なんですが、
ゴードン氏は、ボディショップの経営者。
アニータさんが奥さんです。

今回はジョンバード氏の来日です。
キャン、楽しみ〜〜〜〜★

私も分科会にちょろりんこですが、
お話の機会をいただく予定です。
慶応大学井上先生が
ファシリテータなので、絶対!面白いので
私もしっかりがんばります。

当日、皆様に
お会いできますこと楽しみにしています。

ちょっぴり先のこと
なので、また詳細、ご報告
させてくださいな。

詳細はこちらをクリック

http://www.socialinnovationjapan.org/c000007/archives/2007/04/02/entry96.html
posted by にしもとちひろ at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

ママの涙

仕事をしていて、理不尽なこととかに直面すると
わたしは普段まったく働かない頭が
どんどん回転してくることに気づく。
どんどん回転するから、文句やら批判の類が
ぐぅぉ〜〜〜〜〜〜〜っと出てきて
自分はなんでこんなに文句が言えるんだろうって
ほどいえるのだ。

私は仕事をする以前、
結構昔からこういう厄介な子どもだった。

こんなに文句の類で頭が働くなら
これが単なる文句じゃなくて
代替案だったり
自分のアクションでこうできるよ!っていう
メッセージに10%でも変わったらどんなに
素敵なことだろう。どんなに周りも不快に
ならないだろう。

文句をいい終わった後に
急に言いようのない悲しみと寂しさを
感じて、凹んでしまうような
ちっちぇえ女なんだから、
少しは文句量を減らして、頑張って
行動するのみである。

私はいくら仕事でイラついても
文句なんぞを言いまくって、人を不愉快にできる
身分でも立場でもなんでもないのだから、
ネクラな我を捨てて、アホかといわれるくらい
ポジティブに、一生懸命、憧れでもたわごとでも
夢でも言い続けて頑張って動こうと思った。
それで馬鹿にされるなら
されたらいいのである。プライドなら余計すぎる位
あるのだから、差し出して減らしてもらったほが
よいと思われる。

それができるのは
たぶん、若さであり、あと数年したら
強さにかわりゆくものだと
たぶん、ママだったらそう言ってくれるだろう。

でもじゃあ、なぜママはあの時泣いたのかな。

ちひろ、がんばりなさいと。
でも、がんばらないでいいからねと。

確かにあの時、ママは泣いていた。


posted by にしもとちひろ at 01:42| Comment(0) | TrackBack(1) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

【告知】NEC社会起業塾募集★

>KOMPOSITIONがNPO法人ETIC.さんと
>関わるようになったのは
>この「NEC社会起業塾」がキッカケでして

テラのブログを読んでいて
私も告知をしなきゃと思いたつ。

NEC社会起業塾のご縁であるが
私は運よく、
駒のフローレンス(第2期)のとき
学生インターンとしてこの塾に参加していて、
駒がめった切りにされているのを隣で見ていて
ETIC.の存在の大きさを知ったのだ。

単にビジネスモデルどうこうとかじゃなくて
働くということの原点みたいなものを
これでもかと問われる。
結果としてできたのは
中間支援組織であるETIC.と
ともに、この業界をデカクしようという
連帯であるような気がした。

批判、批評家ではなく、行動を志向した
人材をとにかく生むみたいな指導方法で
ほんとはめっちゃ、みんな頭でっかちで
ナイーブだったりする人たちがメンバーなのに
とことんそこをグジュグジュにしていった。

私がジャパンエリアマネジメント
として参加したのは
第4期で、
テラ、シゲル、KKC、イミオと出会えたし
それはそれは広石さんにも出会えたし
佐々木さんにも、マホたんにも出会えた。

まあ、叱られて、厳しく問われて
辛いこともあったけど、それは
自分と向き合ってつらいだけで、孤独が
深まってつらいですみたいな可愛いもんだ。
なぜなら、みんな足をひっぱるとか、はしごを
はずすとか恐ろしいことをする人は
1人もいなかった。

でも私がああ、よかったなと一番実感したのは
「夜飲んで饒舌にしゃべった、たわごとと夢を
翌朝、会議でちゃんと話せて、実現しようと動けるのは
おれたちだけだ。」
とか言って、彼らはできるかできないかわかんないことも
出世も何もないなだから、おれたちはとにかくヤルベと言って
やろうとする仲間の誠実さだった。
やって、結果を出さなきゃ、おれら生きてる意味ねぇよとかいう
うたれ強さだった。
ホントだ、ただの自己満だ、おれら、マジ
結果ださなきゃ、イミねえよって前向きさだった。

行政とか大企業の人たちの
できない理由をあげて
責任逃れをいかにするかを考えて
主語のない文を書きつづけなければ
ならない苦労とか心情はおれたち
行政マンでもサラリーマンでもねんだから
到底わかりっこないんだから、おれたちは
とにかく自分たちで動こうぜみたいな。
やってみなきゃ、わかんねえよみたいな
全く根拠のない前向きさ。

夜中、泥酔した帰り道
駅まで足早に急ぐ彼らの背中をヒールで追ってると
彼らの背中に、実はたくさん張り付いていた
孤独な寂しさをふっと意識する。

ああ、いい兄貴にあったなぁ、有難いなぁと
心の中で泣き笑いしたくなるのだった。

NEC起業塾応募はこちら

続きを読む
posted by にしもとちひろ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

【お知らせ】明日★ガイアの夜明け

明日のガイアの夜明け、楽しみなり
こまちゃんが出ます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview070522.html

20070522.jpg
posted by にしもとちひろ at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

【まちづくり】 銀座らしさとは? 伝統の継承とモダニティのバランス軸より

銀座といえば・・・・
私にとっては正直、これまで接点がなく
だんな衆の顔があまり見えず
やや、近寄りがたい感じのまちであった。

昼間は天気がよく空が高いとかいうイメージや、
夜タクシーで行くと路地から出られない
大渋滞に巻き込まれるとか
夜の花屋やケーキ屋の店員の顔とお客の無表情さと
そっけないやり取りが印象的だとか、
あとは最近では
不二家がシティグループの
外資ファンドに本社ビルを135億円で売却したな
とか・・・だ。
あとは今月号の『季刊 まちづくり』は
シモキタ&銀座特集だったなぁとか。
それくらいしかわからなかった。

でも、
昨日から、大阪心斎橋から平松事務局長が見えていて
おお!それはそれはということで
新宿、銀座のまちづくりをされている方々を
ご紹介させていただき、相互で
悩みや課題、展望などの議論をなされ
交流を持っていただけた。

銀座街づくり会議の事務局の方より
外資ファンドとのお付き合い、
ブランド店とのお付き合い、
銀座らしさのデザインの仕方、
町内同士の連携の仕方等々
さまざま教えていただいた。

「商人の精神は民にある」とし、
行政に陳情するのではなく、きちんと
だんな衆が勉強をして
正論を言えるようにしようという
文化があるとおっしゃっていたのが印象に
残った。

あとは海外高級ブランド店は銀座らしからぬ!と
排除するのではなくて、
受け入れて、中での結束をつくってもらうという
方向でまちづくりの動きと連動させていっているとの
お話を伺った。

そういうわけで、銀座には
GILC
(銀座インターナショナル・ラグジュアリー・コミッティ)
というブランド店のネットワーク組織があって
バーバリー、シャネル、エルメス、
ルイ・ヴィトン、ティファニーなど
銀座通り、銀座大通りに店舗をもつ
10ブランドがメンバーとなって、
ジャズフェスティバルをやっている。
(去年は10月末に実施)


すごい取組みだなぁと驚いてしまった。
posted by にしもとちひろ at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

【日記】なめくじは走っているのかもしれず

また助成金最終コンペで落ちた。

数百万だが、小さなベンチャーにとっては
本当に大切なお金で、心の中で
例のエクセル君が予想通り
早速、大爆発してくれた。

胸元で嫌な汗を感じる。

気を取り直そうと

失敗は最高の学びのチャンスだ。

というポジティブな言葉を
頭の中を転がしてみるも、何とも言い得ぬ不安。

とは言っても、朝はまた来るのだね!

翌日、晴天にて風強し、ポジティブたれ。

落ちたプレゼンの資料を勇気を持ってみる。
反省点を書き上げる。
反省をもとに、書き換えていると、
途中、ミッションの箇所を見て、胸が痛くなる。

気を取り直して、
お〜い お茶を チュゥチュゥしていると

なめくじは走っているのかもしれず
(大阪府藤井寺市 77歳 近藤和子)

との俳句が目に入る。

嗚呼、近藤おばぁちゃん・・・
泣けるねぇ・・・
嗚呼、永遠に憧れし
優しさを内在させた想像力

わたしたちも
お塩で、おだぶつしないように
がんばって走ってこ。

らーめんは美味しい。
風は冷たい。
空気は甘い。
未来は不透明だ。
今も不透明だ。
でも過去の透明度を
いかに向上させられるかが
未来の鍵だろうことは薄々わかってきた
つもりである。

posted by にしもとちひろ at 19:28| Comment(4) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

【まちづくり】エクセルが友達な日々

エクセルとにらめっこ。

いつも思うのだが
キャッシュフロー試算をしていると
パワーポイントでつくりあげたはずの
ビジネスモデルは根幹から崩れ去って、

宇宙へ一応訓練したつもりで来たのに
あれ、私本当に訓練したんだっけ・・・
っていうような大衝撃を受ける。

あんなにパワーポイント綺麗につくったじゃん!
っとか思っても、遅いのだ。

あんなに宇宙に来るの夢だったけど
嗚呼、メダカみんな死んじゃいそう
嗚呼、実験一個もできなそう
嗚呼、隣の宇宙飛行士、きっと
私の動揺に気づいてないない
嗚呼、こんな状況でも
中継入るから、私笑って手を振らなきゃだわ
メディアって大嘘ね

万起男(まきお)ちゃん、ごめんね
嗚呼、二度とわたし地球に戻れなそうだよ

みたいな非常事態に陥ってしまうのだ。

こんな風になるから、私は昔から
パワポからエクセルいじりのステップを踏むのが
憂鬱で、この憂鬱は即、経営者失格の烙印を押されたも
同然のことだから、エクセル・コンプレックスであった。

だが、克服方法はたった1つ
何日も何日も何回も何回も
そのエクセルを眺めて、修正して、
人に見てもらって、また修正して・・・

をひたすら続けることだと
先輩起業家から、叩きこまれるように教えられており、
それを私もやるしかなかった。

で、NPOマチイロ大学(仮)構想は
このコンプレックスから立ち直ることなしに
実現しないということも十二分に理解していた。

だが、そうは言っても
く、苦しい。胃がもがれる。
朝起きると、緊張から鼓動が速い。

でも、こんな日を繰り返し続けると、
こんな私でもある日突然
数字に魂が宿った気分になり、

「おお、我は数字に息吹を宿してしもうた」

ホィホィ、エイヤエイヤと一瞬楽しくなる
瞬間が断続的に徐々に・・・ではあるが
襲ってくるようになる。

この試算の作業は本当にノリに乗ってくると
単にパソコン、エクセルのみと向き合う
単調な作業ではなくて、
頭の中で自らが監督した(おまけに初監督!)
仮想の祭りで皆がはじけとんでいます!みたいな
非常にダイナミックなリアルな世界を想起できる
本来、すごく面白い作業だと
わかるようになってくる。

数字に魂を込めるとはこういうことである。
「かける1人」を「かける2人」
に直すだけじゃない。2人に変わることで動く
リアルな街場が見えるのだ。

仮想の祭りの中には、長年構想し、ようやく
出来上がりつつある脚本、ストーリーがある。
ミッション宿した神社の急な階段を
氏子が神輿を担いで下り終わり、
角を曲がった先には
歓声をあげる町衆の波が見える・・・みたいな
ひとつの数字を動かすと、
嗚呼、彼らはこんな風に自らの動きを変えて、
だから、見える景色もこういう風に変わって、
地域全体から見ると、こんな風に変わって、
日本全体から見るとこんな風になっていて、
空間軸でいうとこんなかんじだけど、
逆に、時間軸でいうと伝統と未来に
こんな風な連関がなされていて・・・みたいな
ダイナミズムが存在する。

だけど、そうは言っても
エクセルと友達で居続けるのは辛いものだ。
でもきっと経営者である限り、一生そうなんだろう。

明日もきっと突然、今日は素晴らしくいい子だった
数字が暴発して急に、エラーエラーエラーとなって
私たちを苦しめることだろう。

でもその先の先にはきっと
今見ている風景とは違う、新たな風景が
待っていることだろうと信じたい。
posted by にしもとちひろ at 21:51| Comment(3) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

【まちづくり】まちづくりを志す後輩へ

まちづくりの仕事をしたいんですけど・・・
就職活動中で悩んでいる学生が
うちの会社にはよく来るのだが
うちで雇ってあげることも難しいので
正直、どうアドバイスをしたら「本当に」
彼女、彼にとっていいのかわからない
ので、それを語る大先輩たちに助けてもらいたく
本を紹介することにしている。

でも名著とは本当に・・・・
ああ、生きててもいいことあるなと
思えるくらい、生きる希望のわく素晴らしいものだ。
名著を読みながら、感激しすぎて視線を本からはずす
そのときに、嗚呼、愛する理解アル男が居たらいいなと
思うけど、私にとって
それが恋人に求める最大で最高の役割だ。
どうかディズニーランドに誘ったり、
僕テレビが好きで広告代理店に入りましたとか
いうなぞな自慢話をしないで欲しい。
街場の話をして、せめてラヂオの話か
願わくば、地域メディアの可能性の話をしてほしいのだ。

話ずれたけど、
私は昨今、どうやらまちづくりや地域再生とかいう
タイトルがついている本をどんなに読んでも
本質なるものはどうやらわからなそうだなと
遅まきながらようやく気づいたおかげで、
ほんの少しだけ
仕事をしていくことが楽になった。

私はこれを書いてる途中で
宇井純先生が昨年11月11日にお亡くなりに
なっていたことを知って、衝撃を受けた。
ぜんぜん知らなかった。

宇井先生は
「富田八郎」(とんだやろう)のペンネームを使って
(公害を扱うことは命の危険を感じるくらいのことだった為)
「水俣病」問題を告発し、
東大万年助手として公開自主講座「公害原論」を
夜間やり続け、徹底して企業行政と闘い、
東大都市工の良心とも呼ばれた。

先生はあんなに素晴らしい歴史を動かす
働きをしたにもかかわらず、21年間助手だった。

同じく万年助手であった下水道の研究、
今は環境ホルモンなどで著名な中西準子先生が
こうかかれている。

*******************************
かつて、「都市の再生と下水道」
(日本評論社、1979年)の中で、私はこう書いた。
「研究者の社会で、無能という烙印ほど
辛いものはない。「有能だけど不遇だ」などと
言われているうちはまだよいが、
不遇が続けば無能になる」。
これを読んだ宇井さんが、
「中西さんどうしてこういうこと書けるの?
これって、俺の気持ちだよ」と言ったことがある。
*******************************

私は4年前くらいに先生が
私の母校に基調講演でいらっしゃった時、一度
お会いしたのだが、残念ながら
自分が何を話したのか全く覚えていない。
でも、そのとき宇井先生が
約40年間の活動で集めてこられた資料の一部を
うちの大学の共生社会研究センターに
「宇井純公害問題資料コレクション」
として
寄贈されたということで、
私は恩師である八木信一先生
お世話になっていた司書の渡辺先生から
「今はわからないでいいから必ずセンターに
足を運んでおきなさい。」
というような類のことを言われて、
公害問題についてよくわからなかったのだが
だーれもいない、良心的な先生と事務の方だけが
いるセンターに何回か行って、ペラペラめくったのを
覚えている。

27.jpg

26.jpg

なんかそのセンターの先生は
信じられない、わかもんが来たということで
奇跡的に優しい待遇をしてくれて、
国立の事務員はほんと態度悪い人
ばっかでいつもぶち切れていた私にはとてもそれが
印象的だった。
「学外ですか?うちの学生さんですか?」
と聞かれたのを今でも忘れない。

24.jpg

ザラザラした紙面に宿る魂を受け継ぐ人どころか
それに触れる人材もいないのかなぁ、なんか淋しいなあと
自分が宝物を活かし、繋ぐ能力が無いことを憂いて
薄暗い校舎を呪うように見上げて、地面にひび生えた
隙間から小さな石ころを掘り出して、蹴り上げていた。

そういえば私は大学生活はいつも信じられないくらいの
孤独で鬱々としていたなと思い出す。
ごく一部の友達を除けば
大半は図書館で微笑みかけてくれる留学生との
ふれあいしかなかったし、
フランス語の先生と愚直にご研究されて病まれて
苦しそうな先生に異常なるシンパシーを感じ、
すり寄っていたなぁと。
あんまし、今でも改善されないなぁと思いながら
宇井先生のライブラリーに久しぶりに行ってみたくなった。


人生には 自然を破壊したり
人びとを苦しめたりしないで済む
そういう選択をする機会が必ずある
もし人が 生涯にたった一つでいい
本当に良かれと思う選択をしてくれたなら
この社会はきっと変わるはずだ
                    
(宇井純 講演より)


新装版 合本 公害原論
新装版 合本 公害原論宇井 純

亜紀書房 2006-12-01
売り上げランキング : 50062


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


戦争という仕事
戦争という仕事内山 節

おすすめ平均
stars労働とは何か、労働と自然のかかわりとは
starsきっかけは新聞の書評で

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「里」という思想
「里」という思想内山 節

新潮社 2005-09-21
売り上げランキング : 101800

おすすめ平均 star
star日本の生きる道を模索しなければいけない
starまるで詩文のように美しい論説
star日本型コミュニタリアニズムとしての「里」

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


長浜物語―町衆と黒壁の十五年
長浜物語―町衆と黒壁の十五年出島 二郎

まちづくり役場 2003-09
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


地域の遺伝子をみがく
地域の遺伝子をみがく内山 節 中谷 健太郎 出島 二郎

蒼天社出版 2004-08
売り上げランキング : 373756


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


忘れられた日本人
忘れられた日本人宮本 常一

岩波書店 1984-01
売り上げランキング : 2060

おすすめ平均 star
star宮本民俗学。
starいったい進歩とは何か、発展とは何か
star「日本人」の枠をおおきく身近に捉える

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


沖縄文化論―忘れられた日本
沖縄文化論―忘れられた日本岡本 太郎

中央公論社 1996-06
売り上げランキング : 12008

おすすめ平均 star
star何もないことの感動
star沖縄
starディープ沖縄

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


山びこ学校山びこ学校
無着 成恭

岩波書店 1995-07
売り上げランキング : 49362
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「いき」の構造 他二篇
「いき」の構造 他二篇九鬼 周造

岩波書店 1979-01
売り上げランキング : 6312

おすすめ平均 star
star気迫を感じる
star脱帽。
star方法論こそ『「いき」の構造』の特色

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



仏像のひみつ
仏像のひみつ山本 勉

朝日出版社 2006-05-27
売り上げランキング : 1141

おすすめ平均 star
star仏像人気の秘密を知る
star寺が親戚なので、、、
star美術の本ではなく、実は仏教の本だった、、、、、、

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


暦と祭事―日本人の季節感覚
暦と祭事―日本人の季節感覚宮田 登 小野 重朗 坂本 要

小学館 1995-05
売り上げランキング : 776804


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


日本よ、森の環境国家たれ
日本よ、森の環境国家たれ安田 喜憲

中央公論新社 2002-03
売り上げランキング : 139366


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


清流の街がよみがえった―地域力を結集 グラウンドワーク三島の挑戦
清流の街がよみがえった―地域力を結集 グラウンドワーク三島の挑戦渡辺 豊博

中央法規出版 2005-11
売り上げランキング : 138062


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


内発的発展論の展開
内発的発展論の展開鶴見 和子

筑摩書房 1996-04
売り上げランキング : 334669

おすすめ平均 star
star鶴見和子氏の内発的発展論の集大成
star胸に響いてくる行進曲、新しい発展理論

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


公共政策のすすめ―現代的公共性とは何か
公共政策のすすめ―現代的公共性とは何か宮本 憲一

有斐閣 1998-06
売り上げランキング : 171278


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


日本社会の可能性―維持可能な社会へ
日本社会の可能性―維持可能な社会へ宮本 憲一

おすすめ平均
stars持続可能性って何さ?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


風姿花伝
風姿花伝世阿弥

岩波書店 1958-01
売り上げランキング : 4674

おすすめ平均 star
starすべてに通じること
star史上まれに見る演劇理論
star必須本

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


非営利組織の経営―原理と実践
非営利組織の経営―原理と実践P.F. ドラッカー 上田 惇生 田代 正美

ダイヤモンド社 1991-07
売り上げランキング : 143824

おすすめ平均 star
star民間企業の人も是非読んでください。得るものがたくさんあります
star役所の固まった組織を溶かすよい薬です。
star行政、独法で働く人の必読書

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造
哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造ロバート・D. パットナム Robert D. Putnam 河田 潤一

NTT出版 2001-03
売り上げランキング : 30786

おすすめ平均 star
star「ソーシャルキャピタル」研究の口火
star’social capital’定式化への偉大な貢献
star’social capital’定式化への偉大な貢献

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


創造都市の経済学
創造都市の経済学佐々木 雅幸

勁草書房 1997-12
売り上げランキング : 266690


Amazonで詳しく見る
by G-Tools




アマゾンでたぶん絶版だから出てこないんだけど
松平誠『祭りの社会学』講談社現代新書,1980
も勉強になる。

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ
「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ谷岡 一郎

文藝春秋 2000-06
売り上げランキング : 2689

おすすめ平均 star
star社会調査の桃太郎侍、見参っ!
star極論のようで極論でない
star意図的に統計学を誤用すれば上手に嘘はつける‥という内容。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

教科書にも使われてるけど、必読だと思う。

アメリカ大都市の死と生
アメリカ大都市の死と生ジェーン・ジェコブス 黒川 紀章

鹿島出版会 1977-01
売り上げランキング : 38679

おすすめ平均 star
star面白さに、まいりました。
star街を見る目が変わります

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


この本は訳がひどくわかりにくいので、
英語が得意な子はこっちのほうがよいかも。
The Death and Life of Great American Cities
The Death and Life of Great American CitiesJane Jacobs

Vintage Books 1992-11
売り上げランキング : 10542

おすすめ平均 star
star都市構造を住民レベルから見たアプローチ
star地域再活性化を考えるための名著

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


都市の文化
都市の文化ルイス・マンフォード 生田 勉

鹿島出版会 1974-01
売り上げランキング : 356766


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


posted by にしもとちひろ at 03:28| Comment(1) | TrackBack(1) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

【社会起業家】2月27日(火)カクメイ★カフェ@恵比寿 追加情報

>2月27日(火)の夜に恵比寿で
>「現代の寺田屋」カフェイベントを
>やるらしい(駒崎弘樹主催)ので、
>皆様、ちょっと覘いて下さいな。

こんなひと↓

○駒崎弘樹(NPO法人フローレンス代表理事)
main.jpg

○寺井元一(NPO法人KOMPOSITION代表理事)
supporter_img_20.jpg

○山本繁(NPOコトバノアトリエ代表理事)
020809.jpg

来ます!と2個前のブログに書いたが、
新たなエッヂのきいた参加者登場なり。

○地域映画のファイヤーワークス
脚本家くりりん(栗山宗大氏)
image_cricri.jpg

○映像製作のかわむぅ(河村和紀氏)
(イケメンかわむの写真なし)

って、両者とも大好きなおにいちゃんであります。

が、肝心の主催者・駒崎君のブログとの
リンクを忘れた・・・・

こちらね!
※こまちゃんの「お知らせブログ」はこちらをクリック

皆様、どうぞじゃんじゃか来てね。
皆、明るくて、熱いことは間違いないです。

場所は恵比寿ククイカフェ
19時からみたい!
posted by にしもとちひろ at 13:21| Comment(2) | TrackBack(1) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

【社会起業家】倒幕のシナリオ@恵比寿

どれくらい前だろうか。
私は『倒幕ぜよ』とかいう
秘かに隠し持っていた
ワードファイルをデスクトップに置いておいたのだが、
それを違うファイルをお探しになっていた
お偉いお役人の方の目に留まって
見られてしまって
大パニックに陥ったことがある。

そのお方は大笑いしてたが、
「けっ笑ってられるのも今のうちだぜ。」と
腹の中でケケケっと笑ったのさ。

さてさて、あれから恐ろしいので
封印していたのであるが、
どうやらそのファイルが日の目を見る日が
ついに来たらしい。

2月27日(火)の夜に恵比寿で
「現代の寺田屋」カフェイベントを
やるらしい(駒崎弘樹主催)ので、
皆様、ちょっと覘いて下さいな。

teradaya1.jpg

名前は危ないけど、たぶん大丈夫なり。

参加者は

NPO法人フローレンス 代表理事 駒崎弘樹
NPO法人KOMPOSITION 代表理事 寺井元一
NPOコトバノアトリエ 代表理事 山本繁

らしいよん。

ぜひ、お気軽に来てください。
こまもてらもしげるも、魂のかたまり系な
変人で、愛らしすぎるのであります。
posted by にしもとちひろ at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

【社会起業】ビッグイシュー65号を買うの巻

銀座を走る。
おててが寒いねぇ。

全力で走って信号を渡ろうとすると
銀座大通りとえっと何どおりだろう
東京国際フォーラムのとおりが交差するとこの角に
ビッグイシューのおじさんが立っているのを発見。

急ブレーキで止まって、くださいなというと
「寒いのにすみません。ありがとうございます。」と言う。
お金がかじかんで出せない。
200円を手のひらにのせようとすると
破けた手袋から手のひらが見えた。
「寒いけど、がんばってください。」と言うと
「15日発売号にわたし載るんで、よかったら
どこかで買ってください。」と会話弾む。

「わぁ、そうなんですか?販売員さんのところですよね?」
「はぃ、あ、でも、笑わないでくださいね。」
 笑 「大丈夫ですよ。宣伝しますね。」

65thcover.jpg

どうか本当にくれぐれもお体に気をつけて・・・
立ちこぎで、自転車を戻し、オフィスに帰る。

背中には彼の姿と、前かごにはストーリーと。
どれだけ1冊の雑誌から会話が紡がれるだろう。

街角に生まれる、何気なく
二度とこない一瞬、そんな日常の中で。
posted by にしもとちひろ at 16:54| Comment(0) | TrackBack(1) | まちづくりの会社をつくる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。