2011年04月13日

写真撮り忘れ

近所の和菓子屋さんで、おはぎと桜餅と3色だんごを購入。戸水屋っていうんだけど、なんか、おもてから見てるだけでやさしいきもちになる。だから写真撮り忘れちゃった。そんな帰り道。

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2011年04月12日

同一延長線上

わたし、昔、小学生の通学路。

帰り道、男の子たちに混じって、
いつも石を蹴りとばして、帰ってきていたこと。

で、途中で見失わないように、家まで運んであげられると
本当に嬉しかったんだけど、そのとき、私は
この石はもしかして、お父さんなんじゃないかとか。
(お父さん、確か会社行ってるはずだけど)
でも、死んだおじいちゃんかもしれないとか、
あるときは死んだ〜さんかもしれないとか。

そうよくわからないけど、

「そうであるのだから、私はこの石を絶対に
この通学路で見失ってはいけない、どんな草むらに彼が
行ってしまおうが、絶対に手を使わずに、そこから蹴り上げて、
恐ろしい横断歩道もわたり切って、絶対に家に連れて行くんだ。」

いつもそんな風に思って、必死に蹴って帰ったものです。

不思議と空き缶とかはデカイし、蹴っていても
家まで「お父さんだから持ち帰ろう」
みたいには思ったことはありませんでした。

宿神論や草木即神観なんて
子どものときも今でもまったくわかっちゃいないけど、
不思議なもの。

途中でお別れしちゃった石をどこまでも探した小さな通学路。

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2011年01月25日

『こうかん、ぶつぶつ』という本を手に入れた

新竪の商店街で『こうかん、ぶつぶつ』という本を手に入れた。料理の本であり、母を思い出し、母のつくってくれた味もそうだけれど、彼女が自然にくれた、おすそわけをいただけってほっこりな日常のしあわせを思い出した。そしたら、先日のS君自慢のぴろこちゃんを思い出した。すてきなおもてなしで、わたしは危うくピンクのエプロンの彼女を背負って、(銀座商店街を走って)S君から強奪しようかと。

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犀川はまっしろです。トンビが啼いてて、カモも、すごい寒そうだけど、てろんって頭がめちゃかわいい。
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2010年12月31日

雪の練習生

たくさん雪が降って、Kちゃんと雪を見たことがない子みたいに笑って、師走の町をぐるぐる歩く。そしたら、たいへん、筋肉痛さんがやってきた。

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2010年12月26日

雪の朝

大雪の金沢。鏡花(金沢出身)と雪岱(川越出身)なご縁を往復できるうれしさ。私は雪岱の絵がすごく好きで、川越郭町で生まれたと後から知ったときには飛び上がるくらい感激して、川越市立美術館に「雪の朝」が入ったときには呪っていた地元ハコものをはじめて愛せた。今は文学や芸術が出身地と切り離された(50年代中上健次(新宮)、村上龍(佐世保)以降、地方という場所より出づる思想や表現がほぼなくなった)ような気がするから、意識できる土地に来ると余計に愛しい。そんなこんなで、ずっと待っていた雪の朝です。

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(「雪の朝」小村雪岱(日本橋の情景)@川越市立図書館)

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2010年12月17日

冬将軍

いよいよ冬も本番。ピンとした空気の匂い。軒下の子等に冬を教わる。

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2010年12月16日

いちばんやさしいいろ

バス停に座っていたらとても心細くなってしまって、
でもそんなときにお魚屋さんのあかりが見えました。

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2010年11月27日

おばあちゃんと、おばあちゃんと、ウーロン茶

ガスがつかないので、夜、みんなで、おでんやで、ほくほくした帰り道に、テケテケひとりであるいて、銭湯に向かった。

商店街をまっすぐ歩いたらいい、という先生の指示通りに歩いたんだけど、お月様をみてたりして、くねくねしたら、よくわかんなくなってしまって、(ほんとうは間違えようがないんだけど)犀川にいったん、戻ってきてしまった。

夜中、ほんとうに、道に誰もいなくて、東京とは違うと思った。

寒い、もう、だめだと思った頃、あらわれてくれる、神様のようなひとたちに「銭湯、このあたりにありませんか?」ときけども、「ごめんなさい、わからないわ」ばかりだ。

銭湯に電話したら、番台のおばちゃんも「説明できない」という。

そんな、あほな。

最後に聞いた男の子が、(いや、坂を下ってくるから、みんな自転車でビュンビュン組をとめるのは至難なのに、よくぞ停まってくれたありがとう僕!)
「あ、その銭湯はもう少し坂をのぼったところにありますよ。」

ほんとう?ありがとう〜〜。

ようやく、着くと、番台のおばちゃんが「さっきの子か、ごめんなさいね、うまいこと、説明できなくて。」と言った。

「大丈夫ですー」ハアハアいいながら、もう、寒くて、寒くて、ガラガラ、ガラー番台を全力で抜ける。

とはいっても、一応、恥ずかしくって、丁寧に脱いでいたら、

おしりを洗ってください

との貼紙が目に飛び込んできた。

金沢じゃない、これは金沢じゃない、わたしのイメージしていたのと違うと思ったけど、ま、金沢なんだなと思って、日常ってのはこういうもんだ、と思って、バババって脱いで、ガラガラって入る。

目の前に(ちょっと横に)見たお湯は「濃いウーロン茶」にしか見えず、びっくりした。

わたしは、しわしわの、真っ白いおばあちゃんたちが、濃いウーロン茶にぽちゃり、ぽちゃり、ゆっくりと、入ってゆくのを、鏡越しに、じぃっとみた。

ぶくぶくいってるところなんて、
ウーロン茶というか、コカ・コーラだ!!

おばあちゃん、コカ・コーラの中で、シュワシュワいってるし、なんか、もう少しで溶けてしまいそう。

なんか、裸で笑ってるのも、怪しいので、ちょっと真剣な顔をつくって、勇気を出して、そぉっと、入ってみた。

わぁ、ほんとぉ、ウーロン茶ーって思った。

やっぱり、わたしは大きなウーロン茶の中に落ちてしまった子みたいな、気分になり、不思議なまちだな、ここは、と思った。

そして、甘いんだ。このウーロン茶。匂いがね。

翌日、工事のおじさんに、「わたし、きのう、ウーロン茶みたいな銭湯に、行ったんですが、金沢はみんな、温泉はウーロン茶みたいなんですか?」と聴くとそんなこた、きいたことないなあ、そんな、色してたかぁ、と二人とも、この子、何へんなことを、みたいに、いう。

やっぱり、あそこは金沢じゃなかったのかも、と一瞬思う。

いや、金沢なんだ!

おばあちゃんたちは、ウーロン茶に浸かる前、みな、二人組みで、背中をあらいっこしていた。

いつかみた、尾道のお地蔵さまの前のおばあちゃま二人組は、ひとり目のおばあちゃまがお地蔵様をお掃除し、二人目のおばあちゃまが、そのお掃除してるおばあちゃまの肩をもんでいた。

あの日を思い出して、このまちの日常はやさしそうで、好きになれそうだと思った。

犀川からみるお月様はほんとうにきれいだった。

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2010年11月26日

長良坂の素敵

金沢へゆく。

部屋のガスがつかなかった。
暖房もつかなかった。
全部取り替えてもらえることになった。

わたしはこんなハプニングは二度とないなとおもったら、きもちがすごい穏やかになってしまって、たのしいなと思って、のんびりしていた。

だけれど、不動産屋さんはすごい申し訳なさそうで、工事屋さんをせかしている。

不動産屋さんが帰ったので、
工事屋のおじさんに

「おじさん、わたし、いそいでないです」

というと、そんなこと、素直にいって、、、みたいな、おじさんはマメ鉄砲に撃たれたような顔になってしまった。

わたしは、急に恥ずかしくなったので

「ごめんなさい、あの、、、ほんとうに、いや、だいじょうぶなんです。いそいでやっていただかなくても、ほんとうに。あの、それより、わたし、とうきょうからきょう、やってきたので、なにもわからなくって。いろいろおしえてもらえますか。」

とやっとこさ、赤面して、言い終わると、おじさんも、照れくさそうに笑って、ドリルを回した。

部屋が狭すぎるのに、おじさんが3人いたので、もう身動きができなくって、わたしは正座をして、部屋の隅で、パソコンを叩きながら、いろいろなお話をした。

おねえさん、ごめんな、ちょっとそこいいかなって言われたって

あ、し、が、し、び、れ、て、た、て、な、い、よ、ぉ。

おじさんは言った。

もう少したつと、管が凍るから、ブレーカーは東京戻るときも落として帰っちゃダメだよ。気をつけなきゃだなぁ。

21世紀美術館や伝統工芸なんて、教えてもらわなかったけど、近くの、おいしい、パン屋@もちろん、バスどおりじゃなくて、路地裏、を教えてもらった。

日常だよ。


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posted by にしもとちひろ at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 犀川日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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